近況など

ちなむと仕事量がそこそこ多いのに給料は変わらないのだから世間とは世知辛いものである。なんなら来季から支店内の忙しい部署に異動しそうな雰囲気があって戦々恐々としているのであるが...

仕事は対人援助的な要素を含む職なのだが、職場の人間はある意味弱さを知らないというか、たぶん強く自己破壊衝動に駆られてきた経験はないんだろうなという物事の捉え方をしていて苛立つときもある。相手と自分の間に異質なものとして強く線を引くその考え方を首肯することは私にはできない。

今でこそとりあえず約束を果たすまでは潰えるわけにいかないというところと年を重ねて図太く攻撃性が増したことによって自己破壊衝動が暴走するようなことは少なくなったのだけれど、死ぬことの影と一緒に歩いてきた人間としては、どんな歪みも抱えた困難もある種地続きのように思えるのである。異なる属性や在り方を持つ人に対して異物として注がれる視点がたまに怖い。権力を持った状態で相手を異物だと認識した人間はどこまで冷酷になれるのだろうか。

少なくとも来季はもう異物として逸脱しながら構造に異議申し立てを行っていくことから始めようかと思っている。とはいえもう大分規範的な二元論からは逸脱した振る舞いと装いなのだけれども。

あとはなんか、ユースの居場所を復活させられたらいいなあ...人員のめどが立たないけど。